「側室を持て」
「No thnaksだ」
「何を言っているのか分からんが、拒否したのはわかった。でだ」
「ah?」
「どれがいい?この娘なんて安産体型だぞ」
「damn! 人の話を聞きやがれ」
取り合えず叫んではみたものの、やっぱりだ。まったくもって聞く耳をもたねぇし堪えやがらねぇ。shit!武田のおっさんと真田幸村のやり取りを見てたらそうなるのは無理ねぇけど少しは堪えてくれと心底思う。
結局あの日から2か月過ぎた。が嫁いだ時は雪のころだったのに今では若葉が目立つようになってきている。母はここと前線のちょうど間に送った。もっと重い刑罰に処すと言った重臣を黙らせてここに送らせたのが目の前で人の話を全く聞かないこの女だ。「そのうち分かる」とだけ俺に言った。わかるのは俺がなのか母がなのか。それすらわかんねぇがまぁ、こいつの言うことだ。とりあえず聞いてみることにする。
それはいい。それはいいのだが。この女、俺に指一本も触れささねぇとはどういう了見だともやもやしていたのもその頃。それが爆発したのが先週。「他の女をみつくろってやる」といったのがその次の日で、今に至る。damn!本気で何を考えているかわかんねぇ。
「じゃあどんなのがいい。人が折角見つけてきたのを次から次へと却下しやがって」
「がいい」
「寝言は寝て言え」
「Why?なんでだよ。普通のKittyなら喜ぶところだろ?」
「キティが何を指すのか知らんが私は喜ばんぞ。」
「Goddamn!じゃあどうすれば喜ぶんだよ」
そういうとはぴたりととまったふむと考え始める。畜生。ほれた弱みかどうかしんねぇが。So cute。見とれてしまう自分がいる。cuteというよりcoolなんだが…武田のおっさんの遺伝子でこいつが生まれたって言うのが不思議なくらいの容姿だだ。本当に神様に感謝だ。「側室を持ってくれればうれしい」…そうか。OK!聞いてやる。と思わず言いそうになった。
やばかったぜ。寸前で言葉が止まってよかった。最近喜多にも似てきやがってすぐ言質を取りやがる。まぁ、喜多と比べてかなりcute…
「気持ち悪いぞ。」
「uh-oh!どんな顔してた」
「だから気持ち悪いと言っているだろう」
「shit!でだ。なんで側室なんだよ」
「嫡男がいないと困る」
「俺はこまんねぇ」
「私が困る。」
「が産めばいいだろ」
「産めるかどうか分からんから側室を持てと言っているのだろ」
「sun on the Bitch!」
「何か分からんが埋めていい気がする。埋めていいか」
「冗談だろ」
「…取り合えずだ。側室を持て、嫡男を持て。」
「そしたらお前を抱けるのか」
初めて見た。こんなすげぇ顔の。まじまじ見ていたらあきれたとだけ言葉を紡ぐ。何があきれただ。俺の方がお前のそのわけのわからねぇ情熱にあきれるわ。と言ってやりたい。が以前それを言って大変な目にあったので心の中にとどめておく。
「私なんぞ抱いても楽しくないだろう」
「Why?俺年上でもいいぜ」
「は?」
「が年上でも俺は構わないって事だ」
「どういうことだ」
「どういうも」といった瞬間自分が墓穴を掘った事に気がつく。の場合realな墓穴かも知れねぇので一応逃げれる体制をとる。「貴様は私のことを幾つだと思っていたんだ」と聞かれて「jokeだ」と返したものの眼が笑っちゃいない。
「素直に言え」
「…俺よりいくつか上」
「いくつかと聞いている」
「2.3」
「嘘つけ」
「5.6」
「…」
「sorry. 10位。だから側室を持てっていってんのかと」
「私は幸村と同じ干支だ。」
「え?」
「また聞きに来る。それまでどれがいいか決めておけ」
「ちょっ!Come back!」
結局だそのままいなくなっちまった。
何を言ったのですか?と小十郎には小言を言われたがまぁ、晩飯の時に会うからいいかと思ったのが運の尽きだったのかもしれない
12.紅の若姫と青の隻眼
「どうしたのですか?」
「はどうした?」
「急用が出来たと言ってどこか行きましたよ?」
「…Pardon?」
「また余計なこと言ったのでしょ?」
「言ってねぇ」
「嘘おっしゃい。様が珍しく落ち込んでいましたよ」
「…言ってない」
「このまま御帰りなさらないってことないか?」
「知りませんよ。」
「なぁ、小十郎」
「なにか?」
「の歳幾つだと思う」
「は?」
「言いから答えろ」
「16.7位でしょ?政宗様より年下だと思いますが」
「…喜多は?」
「同じくですが…まさか」
「…」
「幾つだと思ってたのですか」
「まさか…年上とでも?」
「なんでのとしわかんだよ」
「普通分かります。ああっ。もうこの方はっ!」
「早くお迎えに行って下さい。」
「…」
「帰ってきませんよ」
「…」
「政宗様っ!!!」
そんな会話を繰り広げていなんて知らず私は喜多の名を大声で叫ぶ。
「様っ」
「どうした、そんな顔して」
「良かった。もうお帰りにならないかと。喜多がしっかりみっちり教育いたしますので」
「は?」
「」
「…ああ。その件か。そりゃ一回りも上に見られてたらまぁ、腹が立つが」
「一回りっ!??!?」
「政宗様っ!!!」
「まぁ、ストレス発散はしてきた。土産だ。賄い方に鍋の支度をしろと言ってくれ」
そういいながら背負っていたものを地面に置く。と喜多が叫ぶ。まぁ、仕方ない。小十郎を見れば何とも言えない顔でこちらを見る。野菜持ってこい。今夜は飲むぞというとはっとだけ言う。最近聞き分けがよくて助かるが。なんだその目は
「hey.」
「なんだ」
「熊…だよな。」
「それ以外何に見える。」
「いや…一応聞くぞ。なんでやった?」
「素手だが?」
「様っ!!!」
「小十郎。これを畑のご老人宅に届けてくれ。薬になるからな…っていないな。ああ、野菜を取りに行ったのか」
「…excellent」
「取り合えずだ。殿も体が本調子じゃないだろう?食べて元気を出せ。」
「Thanks」
「でだ」
「?」
「どれにするか決めたか?」
といった瞬間、ぷつりと何かがキレる音がした。