ドリー夢小説
「ご心配お掛けしました」




頬にシップを張ったまま
私は深々と頭を下げる。










どうやらのぼせてぶっ倒れたらしい。









「でも、姐抱えたムサシャンかっこよかったねぇ」
「…は?」
「なんだよ、その反応」
「アリガトウゴザイマシタ」
「二度と助けてやらん」
「あはは。ゴメンゴメン。ありがとう」
「でもいいなぁ」
「何が?」
「まも姐も姐もナイスバディでお肌つるつるだもん」
「ちょっ」









あっ!ちびっ子ズが血の海作った
(掃除が大変なのに)












「鈴音ちゃん」
「どうすればナイスバディになる?」
「うっ…」
姐」
















朝一番にするネタじゃないよ










でも、









(そんなキラキラした目で見ないで!)







「まもりちゃんに聞きなさい」
ちゃんっ!」
「は〜い☆」











ごめん、まもりちゃん。



と思いながら逃げるように
隠れるように席に着く。










「ゴメン栗田君。壁にさせて」
「いいけど、大丈夫?」
「うん。ご飯も美味しいし」
「自分で作ったんだろ?」
「自画自賛だな」
「五月蝿い、戸叶・クロッキー。飯抜きにするよ」
「でも、ちゃんの作ったご飯美味しいよ」
「ありがとう!!!」
「フッフゴッ」
「(きっと褒めてくれてる)小結君もありがとう。」
「これで性格さえ良ければな」
「死ね、十文字!!!」








わぁわぁきゃあきゃあいっている中で











「おぅ、糞マネ」
「ひっヒル魔君。」





悪魔降臨




「初日っから壁より傷付くってどーすんだよ」
「ごっごめんなさい」
「ったく。どんくせぇなぁ」
「ゴメンっ」
「まぁ、いい。大丈夫か?」










(((((心配してる?)))))













「うん。それよりヒル魔君朝食は?」
「おぉ。いる」
「今すぐ用意するね」









といって立ち上がった瞬間








姐!!!」
(見つかった。)
「まも姐も教えてくれないよ」
「何をだ?」
「おはよぅ、妖兄」
「ちょっ」
「ナイスバイディになる方法」
「鈴音ちゃん!!!」














絶対今顔真っ赤だ!!!











それをみて
ヒル魔君はにやりと笑って









「糞チビにでも聞きな」と答える。









「セナに?」
「ああ。知ってんだろうよ、なぁ。
「え?」
「なぁ、糞ジジイ」
「は?」

















私は振り返って彼方を影を静かに見つめる 03
















「とっとりあえず、朝食の準備します」
「とっととしやがれ」
「はいっ」
「…(やれやれ)」








そんな餓鬼みたいな事するなよと
心の中で思ったけれども






絶対に言ってやらない