ドリー夢小説
凄く怒ってらっしゃる?







三歩前をどんどん歩いていらっしゃる彼は






多分




いや絶対















凄く怒ってらっしゃる。


















「あの」
「…」
「ヒル魔君」
「…」
「…お〜い」
「…」
「(無視かい)ヒル魔様」
「…」
「(此れでどうだっ)妖一さ〜ん?」











といった瞬間
ぴたりと止まって
がちゃりという安全ピンをきった音がする。

やばい




やばい。ふざけすぎたっ!




「ごめんなさいっ調子乗って」
「…」
「ヒル魔君」
「…」
(無視しないで)
「…」
「よっ妖一君。」











やっと返事くれたと思うと



銃口向けて
「こ・の・糞・ま・ね!!!」
とマシンガンの火を吹かしやがった。















「痛いっ!!!きゃぁぁああぁ」
「折角なんだから指の一本でも壊しやがれっ!!!」
「ちょっ。何怒って…」











と遂に言い返してみたら



























再びぷいとそっぽを向いて
歩き始めた。















理不尽だ
理不尽大王めっ!















「メシ」
「はい?」
「くいに行くか?」
「あっゴメンなさい。」
「あ?」
「厳の作んないといけないから今から買い物して帰らないと」
「っち」











またまた舌打ちしたっ!!!
(慣れて来た自分が怖い)
理不尽だけれども
優しいのは知っている。
(後、若干慣れてきた)










だから














だからだと思う












「かなめおばさんがおじさんの看病してるから厳の分私が作ってるんです。」
「そぉかよ」
「で、もし良かったら」
「あ?」






「食べに来ません?」
「…!?」










こんな大胆な行動が取れたのは










私は振り返って彼方を影を静かに見つめる 08










「ただいま」
「お…お?」
「ケケケ、ただいま。」
「今日はスペシャルゲストです」
「…」
「厳待っててよ、直ぐ作るから」
「あ…あぁ」
「ヒル魔君もゆっくりしてて」
「…」
「妖一君?」
「おーおー。わかった」
「!!?!?!?!??」












いつの間にか現れた劇的変化
(でも結局はが慣れただけの話)
(でもぜってぇ他の呼び方では振り向いてやんねぇ)